同じテーマの話のはずなのに、ずれがある?
人と絵の話をする時の注意というか、
絵の話をする時には前提条件をそろえるのが意外と大事!ということです。
(タイトルの通りですが)
「色」について雑談をした
以前、discordサーバーで絵に関する雑談をする機会がありました。
キャラクターの一枚絵を描くときの配色について気づいたことや思ったことを
ざっくばらんに掲示板に投稿するスタイルで話していました。
その中で、「なんか人によって話が合わないな?」と思うことがありました。
同じ「色」に関する話なのに…。
ここであることに気が付きました。
お互いがとらえている「色」の意味の違いです。
色は色でも、用途が違った!
私は背景やライティング設定がありきの、いわゆる物理ベースで色を考えるタイプです。
片や、なんか話がずれるぞ…と感じていた人は、
グラフィックデザインやポスターイラストを好んで見ている方で、
デザインとしての配色の話をしていました。
その時は、「キャラの肌色に青を使ってもいい!」というような話だったと記憶しています。
私は、「青いカラーライトを置いたり、
空や海など周りの環境からの反射で受けた色が肌に影響しても破綻はない」
というような話の展開をしていました。
対してその方は、「画面全体の色彩でアクセントとして肌が青くてもかっこよければアリだ」という話をしていました。
そこの論点の違いに気づくまでに時間がかかってしまい、
話していることに対し、お互いに(なんか理由付けがずれてないか?)
という会話の運びになってしまっていました。これは反省…。
人それぞれ違う、ということを理解する
ここから得た教訓ですが、
当たり前ですが、人はそれぞれモノのとらえ方が違います。
それをお互いわかった上で話をする必要があった。ということです。
今回の場合だと、「デザイン的観点での話をすると」「物理ベースでの色の話をすると」など、
同じ「色の話」でも、その中でのカテゴリー分けと、それを先に伝えることが重要だったと思いました。
また、どちらが正しいとかでなく、完全に「どっちも間違っていない」というヤツだったので、
お互いに否定的にならずに柔らかい態度で話すのが大切ですね。
講義が聞きたいわけじゃなく、あーでもないこーでもないという雑談を楽しみたいわけですから…。
違う畑のお話を避けるのではなく、お互いにインスピレーションを与え合えるようになるといいなあと思います。